作家・英語教育研究家 晴山陽一オフィシャルサイト

【ミニコラム⑭】 長生きは損か得か

 少しでも長生きしたい、というのは万人の願いです。しかし、長生きはそんなに素晴らしいことなのでしょうか。90歳よりは100歳まで生きたい、という根拠はどこにあるのでしょう。
 ここに、年を取ることについての、抱腹絶倒の名句があります。米国の大リーグの名マネージャーだったブランチ・リッキーの残した言葉です。
「(年を取ると)まず人の名を忘れ、次に顔を忘れる。それからチャックを上げるのを忘れ、しまいにはチャックを下げるのを忘れるようになる!」
 この句を読む限り、チャックを下げるのを忘れて粗相するまで長生きしたいと思う人は少ないのではないでしょうか。
  こんなことを言った人もいます。「名声とは概して、タイミングよく死ぬかどうかにかかっている」
 若いときにどんなに美男美女だったとしても、老いぼれてしまえば、それを信じる人とてなくなります。その屈辱感は想像するに余りあります。人気の絶頂、活躍のピークで亡くなった人は、永遠にヒーローでい続けることができるのです。
 あなたは、それでも長生きにこだわりますか。