作家・英語教育研究家 晴山陽一オフィシャルサイト

【ミニコラム⑳】 35歳は人生の分かれ目?

 35歳というのは、もはや青年ではなく、かと言ってまだ中年でもなく、微妙な年齢です。聖書にも「35歳は人生の中間点」と書かれているそうですし、心理学者のユングは、「36歳以上は人生の後半戦である」と言っているそうです。
 その「35歳」をテーマにしたユーモラスな名句を二つご紹介しましょう。まずは、オーストリア生まれの名バイオリン奏者、フリッツ・クライスラーから。
「25歳から35歳までは何かを成し遂げるには若すぎるし、35歳では年を取りすぎている」
 ちなみに、クライスラーはわずか12歳でパリ高等音楽院を首席で卒業し、13歳で米国公演を成功させたた大天才でした。
 次は、米国の科学者ジョエル・ヒルデブランドに登場してもらいましょう。
「35歳を過ぎて創造的なことをする人は少ない。その訳は、35歳になるまでに創造的なことをする人が少ないからである!」
 つまり、真にクリエーティブな人は稀である、と言いたかったようですが、なんで35歳が引き合いに出されるのでしょう? ちなみに、ヒルデブランドは100歳になっても精力的に論文を書き続けたと言います。