作家・英語教育研究家 晴山陽一オフィシャルサイト

第4回 haveを使いまくった英会話(4)

野球の説明

 

【ガイド】
長い間、スポーツと言えば野球全盛だった日本と違い、ヨーロッパでは野球はいまだにメジャーなスポーツではありません。いざ説明しようとすると、サッカーやテニスなどに比べ、野球のルールの複雑さに気づかされます。スポーツはルールに縛られて行うものなので、have to ~ が2回も使われています。この会話では、初めて野球を観にきた妻に、夫があれこれ説明しています。

 Wife: What do you have there?
 Man: It's a scorecard. Something to help me follow the game.
 Wife: Yes. I have never been to a game before.
 Man: Then you'll have a really good time. The first time is the best.
 Wife: He just got a hit. How do you score that?
 Man: It's a single. You write 1B.
 Wife: Don't they get a practice hit?
 Man: No. See the scoreboard. Pitchers have to get three strikes to get a batter out and four balls walk a batter.
 Wife: Okay.
 Man: Home runs are really fun. You have to hit one into the bleachers out there. The player gets a free run around the bases. The crowd will go wild.

【和訳】
妻:そこにあるのは何かしら?
夫:スコアカードさ。ゲームの進行を確認する時に役に立つんだ。
妻:あら、そうなの。私は今まで試合に行ったことがないのよ。
夫:それならきっと楽しいよ。最初が一番感動するからね。
妻:あら、ヒットだわ。どのように記録するの。
夫:シングルヒットなので1Bと書くんだ。
妻:試合中に試し打ちはできるの?
夫:いいや。スコアボードを見て。投手はストライクを3つ取らないとバッターをアウトにできないんだ。それにボールが4つになるとバッターは1塁に進めるんだ。
妻:なるほどね。
夫:ホームランは興奮する。観客席に届かないといけないけれど、そうすればベースを自由に走って得点できる。観客は盛り上がるよ。

【語句注】
scorecard 「野球の得点などをつける表」
help ~「~を手助けする」
follow the game 「試合経過を見る」
never been to ~「~に行った経験がない」
good time「楽しいひととき」
get a hit「ヒットを打つ」
score ここでは動詞となり、「得点表に記入する」
a single ~のあとに hit が省略されている。
practice hit 「打撃練習、試し打ち」
scoreboard 球場にある大型の得点表示板
get a batter out 打者をアウトにする
four balls walk a batter ボールが4つで打者は塁に出る
home runs ホームラン
bleacher 野球の観覧席
a free run around the base 全部の塁を止められずに回ること
crowd 観客
go wild 「興奮状態になる」