作家・英語教育研究家 晴山陽一オフィシャルサイト

第15回 takeを使いまくった英会話(5)

バスケットボール観戦

 

【ガイド】
バスケットボールのリーグ戦での光景。コート上の戦いもさるものながら、選手の父親同士の舌戦が火花を散らしています。takeは積極果敢な動詞。多少強引なくらいでないと点を上げることはできません。2人の選手は本来は友達なのですが、この試合では敵。ビルの息子はセンターで、ジャックの息子はポイント・ガードの選手です。
giveを用いた小会話

 Jack: Timmy takes it to the hoop. Slam dunk. Slam dunk.
 Bill: He doesn't stand a chance facing my son.
 Jack: Pass the ball. Take your time.
 Bill: He's two feet shorter. Take that ego down a notch.
 Jack: He can do it.
 Bill: Focus Jason. Play like I showed you.
 Jack: Come on Timmy. Shoot the ball. Take it to him.
 Bill: I feel another air ball from your little Michael Jordan.
 Jack: Take it back, Bill.
 Bill: Shoot! He actually scored. Defense. Jason. Defense.


【和訳】
ジャック:ティミーがやったぞ。スラムダンクだ、スラムダンクだ!
ビル:僕の息子の前ではそう簡単にはいかないぞ。
ジャック:ボールを投げろ。落ち着いて。
ビル:身長が60cmも低いんだぞ。相手をやっつけろ。
ジャック:その調子だ。
ビル:ジェイソン集中。僕が教えてやったようにしろ。
ジャック:おいティミー、シュートを放て。やっつけろ。
ビル:君の可愛いマイケル・ジョーダンの次のシュートもハズレそうだな。
ジャック:ビル、ボールを取り返せ。
ビル:シュートだ。ほら、点を入れたぞ。よしディフェンスだ。ジェイソン、今度はディフェンスだ。

 


【語句注】
to the hoop「成功させる」
slam dunk バスケットボールで「ダンクシュートをする」。
stand a chance「機会がある」
facing ~「~に向かい合って」
pass ~「~をパスして」
Take your time.「落ち着いてやれ」
take ~ down ここでは「やっつける」。
focus ~ ここでは「集中」という声援。
<like+文>「~のように、と同じように」(米略式)
Come on. 「さあかかってこい」
air ball「ゴールにかすりもしないシュート」
<take+物+back>「物を取り返す」
actually「本当に、実際に」